逆浸透とは何ですか？

浸透は自然にかなった現象で私達のまわりでも数多く見ることができます。例えば漬物を作るとき野菜を桶に入れ塩をかけると野菜の水分が浸透して桶の中にたまるのも浸透現象です。
これは、濃度の高い塩水の側に濃度の薄いやさいの水分が浸透するために起こる現象で、野菜は萎れ桶の中には水がたまるのです。
逆浸透とは、濃度の高い側に圧力を加えることにより、通常の浸透現象を逆転させ、濃度の高い側から低い側に逆に浸透させることです。この工程で不純物と純水を分離するのです。

従来式の浄水器と逆浸透方式の浄水器との違いは？

従来式の浄水方法は数多くありますが、逆浸透は膜分離による浄水方法で、人体に危険な物質に対する除去能力に根本的な差があります。逆浸透の被膜の穴は0.0001ミクロン、一千万分の1ミリという極僅少のあなで毛髪の約75万分の1です。
従来式は活性炭を中心とした不純物の吸着法で、一定期間使用すると逆に雑菌が繁殖するので頻繁にフィルターを交換しなければならない。逆浸透方式は膜分離法により、不純物を常に外部に排出するので、心臓部のメンブレンは連続3年も使用することができます。

逆浸透方式の浄水器はミネラルも除外するのですか

人が水を飲む最も重要な理由は何でしょうか？水からミネラルを摂取するためでしょうか？そうではありません。水そのものが人体の生命活動を維持するためには不可欠なものでたり、私達は日常の食生活の中で充分なミネラルを摂取しているので、水からミネラルを摂取しなければならないという理由はありません。

どのような水を飲むべきですか？

水は人体の健康の維持、増進のために飲む強壮剤ではありません。水は人体の生命活動の主役すなわち主食なのです。「純水できれいな水をのみましょう」ということについて、誰も異論があるはずがありません。

蒸留水と逆浸透水の違いは？

これは大きく違います。健康な人間の細胞、体液を構成する水の分子は、ほぼ6角形の環の形態になっている水です。逆浸透水には、酸素が豊富に含まれており、冷水なので人体が必要とする6角形の環の形態をしています。蒸留水は沸かすために酸素が揮発して水分子の形態が5角形の環に変形されるので水自体が本質的に異なっており、死んだ水ということになります。

アルカリイオン水器との違いは？

イオン水器は水の中の汚染物質を除去するのではなく、陽イオン物資を陰イオン側に濃縮し集まるようにする電気分解装置です。そのため非電解物質はそのまま依存するので浄水効果は期待できません。アルカリ水は胃液によりすぐに中和されます。

水の中のミネラルは人体に有益ですか？

ミネラルには有機ミネラルと無機ミネラルの2種類がありますが水道水の中のミネラルはほとんどが無機ミネラルです。無機ミネラルは人体が摂取しても吸収することができないといわれています。植物だけが無機ミネラルを有機ミネラルに変換することが可能です。人体は植物と同じような働きをすることはできません。